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事業承継とは

事業承継は、企業がこれまで培ってきたさまざまな財産(人・物・金・知的財産)を円滑に引き継ぐことです。それは企業の、そして日本経済社会の持続的な発展のためにも必要不可欠な取り組みです。

会社の事業を円滑に後継者に引き継ぐこと

 事業承継とは会社の事業を円滑に後継者へ引き継ぐことですが、近年、中小企業の廃業件数は増加傾向にあります。必ずしも業績の悪化からだけではなく、後継者の不在によって廃業を選択せざるを得ない企業が多いのも事実です。経営者の高齢化も進んでおり、今後多くの中小企業が事業承継のタイミングを迎えることを考えると、特に60歳以上の中小企業の経営者は事業承継に向けた早急な取り組みが課題となります。

事業承継でよくある失敗例

 円滑な事業承継を実現するためには、経営者自らが早期に計画を立て、準備に着手することが必要です。自身の子供や親族を後継者にするのが困難な場合、役員・従業員への承継のほか、株式譲渡や事業譲渡等による承継も増えています。事業承継の準備には、後継者の育成期間を含めれば5年から10年程度必要となるので、経営者は十分な準備期間を設け、専門機関に相談しながら、着実に事業承継を進めていきましょう。

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